「yはxの関数である」
この言葉ってyは関数なんだ!って思いませんか?
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✅ 結論
- 「yはxの関数である」 = 「yはxによって決まる値である」
- y自体は関数ではなく「関数によって得られる結果」を指す。
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❓ 「関数である」の主語がyなら「yは関数」そのものという意味にならないのか?
✔ 表面上の解釈(文法的には可能):
- 「yは関数」=「yが仕組み(関数)そのもの」であるとも読める。
❌ しかし数学的には誤解:
- y は 関数の出力(値)であり関数そのものではない。
- 意図されているのは:「yはxに依存する値である」
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🔍 なぜ「関数そのもの」でなく「値」なのに「関数である」と言うのか?
➤ 日本語表現と数学での省略表現によるもの。
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🔸 正確な表現
「yは、xを入力とする関数 f によって定まる」
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🎯 まとめ
- 「yはxの関数である」とはyは関数によってxに応じて決まる変数であるという意味。
- yが関数(仕組み)そのものであるわけではない。
- 数学では関数の出力も含めて「関数」と呼ぶ省略的表現が使われることがある。
- ドラえもんはアンパンマンではない。
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